中国入国者の隔離短縮へ 搭乗前PCR検査も1回に
中国政府は11月11日(金)、新型コロナウイルス感染症の予防・管理措置についての変更を発表した。
これによると、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に対しては、従来の「7日間集中隔離+3日間自宅隔離」がそれぞれ5日間、3日間に短縮。また、二次濃厚接触者の判定を設けず、幼稚園・学校のPCR検査は、毎週3回に縮小される。さらに入国者に対しては、搭乗前48時間以内に必要な2回のPCR検査を1回に変更、入国後の隔離も「7日間集中隔離+3日間自宅隔離」がそれぞれ5日間、3日間に調整された。ほか、感染リスク地域分類が「高・中・低」から「高・低」に変更され、14日(月)に上海市静安区と普陀区で高リスクエリア3カ所、低リスクエリア2カ所が発表された。
なお市では公共の場所と交通機関を利用する際には、引き続き72時間以内のPCR陰性証明か24時間以内のPCR検査受診証明が必要だ。
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