チベット巡礼記——野口さん
労働節連休を利用して団体旅行に参加し、西藏(チベット)に行きました。
目的地の拉萨(ラサ)は富士山の標高と同じくらいの場所にあり、高地順応のため、今回は寝台列車にて青海省の西寧からスタート。途中、車窓からの景色を楽しみつつも、海抜4500~5000mあたりでは軽い頭痛や食欲不振となり、持参したお菓子やインスタントラーメンが食べられず、オレンジとりんごでなんとかしのぎ、22時間を経てラサに到着。
ラサでは、天候に恵まれ、青い空と白い雲とのコントラストが美しく、丘の上に建つ紅白の布达拉宫(ポタラ宮)が輝いて見えました。50元札に印刷されているポタラ宮との定番写真を撮り、ポタラ宮内ではチベット仏教の歴史や文化について解説を聞きながらゆっくり回りました。その後は、大昭寺やその他の寺院にも寄り、转经筒(マニ車)を回したり、お祈りの方法を習ったりと、異なる文化・習慣を体験することができました。
チベット2日目には、遠出をして、海抜5000mにある卡若拉冰川(カローラ氷河)まで行き、現地では经幡(タルチョ)を結び、家族の健康を祈願しました。また、羊卓雍错(ヤムドク湖)では、空と湖面の青さが美しく、壮観な光景が見られました。帰りの道中では、チベットの一般家庭の家を訪問する機会もあり、酥油茶(バター茶)を飲みながら糌粑(ツァンパ)を食べ、現地の人たちの生活にも一部ふれることができました。
振り返ると、初日の列車が一番大変だったなと思いつつ、結果的に高地順応でき、西寧から始まる行程で、チベット仏教の歴史や文化を知るだけでなく、ラサのゆったりした空気感、綺麗な青空、色彩豊かで厳かな寺院の数々、などなど見聞き体験して、たいへん思い出深い巡礼の旅となりました。



