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漢院の授業で新しい何かを知り、気づく楽しさを毎回感じており、これからも続けてゆきたい

   

私が漢院で中国語の勉強を始めたのは2014年1月1日。上海の会社に赴任して8ヶ月目に赴任先の上司の紹介で入校しました。
漢院は、会社員にとって授業を受けやすいシステムで、平日は午後10時まで、土日も授業が受けることができ、さらに都合のいい時間帯で自分のペースに合わせた個別指導を受けることができます。そして、根気強く温かく応援してくれる優秀な先生方。これが、私が漢院での勉強を継続できる大きな理由となっています。
ただ残念なのは、漢院の大きな特徴である旅行、文化教室、交流イベントなどの行事に、これまでほとんど参加できなかったことです。というのも、土日に私が趣味としている剣道の稽古(上海剣道愛好会)や試合などがあり、漢院の行事といつもバッティングしてしまうからです。漢院に入って4年目になった今年1月、やっと漢院の西安旅行に行くことができました。行ってみたかった秦始皇帝陵兵馬俑、西安城壁・鐘楼、大雁塔の見学、名物の肉料理、カラオケなど、漢院の先生方や生徒さんと楽しい時を過ごすことができました。漢院で私は個別授業のため、漢院の他の生徒さんとの交流はほとんどありませんでしたが、一緒に旅行して話ができ、刺激にもなりました。また、参加したいと思っています。
最後に、これまで漢院の記事を書いた生徒の中で私が一番の劣等生であることは間違いありません。というのも、仕事で長期に休むことが度々あり、普通半年から1年で終了する初級コースを3年半経過しても修了できず、4冊の初級コースのテキストの3冊目をまだ復習している状況です。単語がなかなか頭に入らず、発音や四声もままならず、テキストのピーインを読むので精いっぱい。58歳の私にとって、「語学は若いうちに。」と思うこと(言い訳)しきり。
でも、漢院の授業は楽しく、中国語の勉強を通じて、中国の地理、歴史、文化、中国人の考え方、生活習慣の違いなども知ることができただけでなく、授業で先生からの質問に対して中国語で回答するなかで、自分自身、家族、日本や身近なことを改めて考えたり、確かめたりすることもできました。このように授業で新しい何かを知り、気づく楽しさを毎回感じており、これからも続けてゆきたいと思っています。
そして、入校した時の目標「①一人でタクシーに乗れること。②好きな中国語の歌を歌えること。③剣道の指導を中国語で行えること。」をいつの日か達成できることを願って。

作者 梶原 修平

 - 留学体験者インタビュー